カセット式 産業用 インクジェットプリンター WS1

カセット式 産業用 インクジェットプリンタ WS1の特徴

サーマルインクジェットプリンター（Thermal Inkjet Printer）とは、

熱を使ってインクを噴射する技術を採用したインクジェットプリンターの一種です。インクを加熱して細かい液滴を用紙やその他の素材に噴射します。プリンターヘッド内には非常に小さなノズルが並んでおり、各ノズルにはインクが充填されています。ノズルの内部にあるヒーターが瞬時に加熱されると、その熱でインクが急激に蒸発し、インク内に小さな気泡が発生します。気泡が膨張することによって圧力が生まれ、インクがノズルから紙などの印刷面に向けて飛び出します。このインク滴が印刷対象に付着して文字や画像が形成されます。気泡はすぐに消滅し、ヒーターが冷却されることでインクが再びノズル内に供給され、次の噴射が準備されます。このプロセスが非常に高速で繰り返されることで、スムーズな印刷が可能になります。
サーマルインクジェットプリンターは非常に小さなインク滴を精密に噴射できるため、高解像度の印刷が可能です。ヒーターを使うだけで機構がシンプルなため、プリンター自体が比較的安価に提供されていることが多いです。メリットとして、 サーマルインクジェットプリンターは比較的安価に提供されているため、個人用途や小規模オフィスで広く使用されています。 インクカートリッジを交換するだけでメンテナンスが簡単です。

すぐに印字が始められます！！

暖機は入りません

電源投入後すぐに印字が開始できます。CIJ方式の様に暖機等は必要ありません。

簡単復旧！！

また、カセット自体にヘッドが付いておりますので、何か問題が発生してもカセットを交換することで簡単に復旧出来ます。

ヘッドの詰まりは、不織布で数回叩きふき取ることで復旧致します。

色の変更も簡単！！

さらに、色の変更もカセットの交換で簡単に出来ます。洗浄は必要ありません。

色の種類については御問い合せください。

ステルスインクもあります

トレースを取る、不法転売防止為のステルスインクもあります。

ステルスインクとは、透明なインクでブラックライトを当てることにより発行して

印字を確認します。ブラックライトの波長には色々ありますので、インクと合わせる必要があります。

飛距離６ｍｍ、最大１２ｍｍから選択できます。

TIJの弱点である飛距離の問題を克服しました。

飛距離６ｍｍ、最大１２ｍｍの飛距離が出せますので、ヘッドと対象物との距離を持てます。

※印字品質を優先する場合は、６ｍｍ用カセットを推奨致します。６ｍｍ用カセットは、カセットの構造や1滴の量が12ｍｍタイプと異なります。

最低限の換気

カセット式の為、大量のインクを使用しません。そのため大掛かりな換気システムを必要としません。

設備もミニマムサイズで行えます。少量とはいえそれなりの印字数量は可能です。

印字ソフト上付属

印字専用ソフトウエアも付属しおります。

簡易固定装置付き

お客様自身にてコンベア等に取り付ける簡易固定装置が付属しております。

プリンター本体を固定するバーなどになります。

プリンター自体に内蔵センサーが付いておりますので、ご自身で取り付けも可能です。

設定は、付属のソフトウエアで行います。

搬送装置もご提案致します

インクジェットプリンターだけでは印字が出来ません。

コンベアなどの搬送装置が必要になります。弊社では、協力会社と搬送装置も御提案致します。

簡易的なコンベア装置、手動搬送装置などの御提案が可能です。御気軽に御問い合せください。

搬送装置例１

流れてくるワークに対して、側面印字、上面印字が可能です。

搬送装置例２

手動搬送装置例です。手動でテーブルを手前から奥にスライドさせてワークに印字します。

TIJの導入事例

• 製品の化粧箱に日付とロット番号の印字
• 長距離印字を生かして、高さのある物（陶磁器）などへの印字

納入事例

カタログ

カセット式 産業用インクジェットプリンタ　WS1の仕様

※ご案内なく仕様が変更する場合がございます。

メンテナンス動画

  ■産業用インクジェットプリンター カートリッジの着脱方法

   ■産業用インクジェットプリンター クリップの脱着方法

   ■産業用インクジェットプリンター ノズルの掃除方法

■WS1セットアップガイド

   ■01セットアップガイド　ソフトウエアのインストール

   ■02セットアップガイド　プリンターの接続

   ■03セットアップガイド　初期印字テスト